抱きしめることができるのなら

いきなり大きめの仕事が舞い込んできた。
金曜夕方が納期ってことは、かなりがんばらないと。
よし！ウトウトしてる場合じゃないわ。
まずは子どもを習い事に送って、夕飯作って。
ついでにユンケル1本買ってきて、今夜ちょっとがんばるもんね。
明日はまた別の仕事もたまってるし。
他の仕事、きょう一つやっつけておいてよかった！  

そろそろ自覚したかな。
わたしがいないと、ダメなんだって事。
何でも自分でできてたつもりだろうけど、
今となってはわたしの助け無しにはまともにできなくなってるんだってこと。
それだけ手が足りなかったんだし、よく一人でやってたもんだと感心するけどね。
でも、自覚したなら、これからはもっとわたしを大事にすることですね。  

うちの娘、お芝居、歌、ダンスを習っていて、もう3年目。
同時に始めた同い年の子が他に2人いて、
きっと彼女たちには負けたくないって思ってるんだと思う。
だから、もう一つ別のジャンルのダンスのクラスができたときも
「やる！」って言って、実際に通ってるけど
すごい頑張るなあ、と感心すると同時に、それはやっぱり
他の子たちもやるのに差を付けられるのがイヤで、
自分もやらなきゃって、そういう気持ちなんだろうなって。
言い意味で言えばライバル？
  

正直に言うと、たぶんちょっと妬いてるんだと思う。
別に、彼とは何の関係もなくて、ただ友人っていうだけなんだけど
その彼がかわいがっているかつての教え子の存在が
時に疎ましく感じられるのは、たっぱりちょっと妬いてるんだな。
だって、理屈じゃ筋の通らないことをするからイラッとくるわけで。
他の人にはそんなことしないくせに。  

ブログを始めたこの日に、大切な友人の訃報が届き
こんな事ってあるのかとうちひしがれているこの夜。
人生何が起こるかわからないとは言うけれど、
わたしの大切な人をもうこれ以上奪わないでほしい。
何がわたしから奪っていくのか、わからないけれど。
交通事故死に、突然死。
どうしてみんなそういう最期なのか、誰か教えて欲しい。
彼等がいった何をしたって言うのか。